〒031-0823 青森県八戸市湊高台4-15-23 アルス湊高台C棟B(白銀駅・陸奥湊駅から車で10分)
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産後は、食事や洗濯など通常の家事以外にも、赤ちゃんへの授乳・オムツ交換なども行うため、生活リズムが大きく変化します。
中にはすぐ仕事復帰される方もいらっしゃり、24時間でこれだけの事をこなすには、体がいくつあっても足りません。
ただでさえ忙しいのに旦那さんが手伝ってくれないとなると、肉体的・精神的ストレスがピークを越えてしまい、心身の疲労が蓄積して身体は壊れていきます。
壊れた身体を回復させるためには睡眠が重要となってきますが、あまりの忙しさで睡眠を取る時間さえ難しくなるため、身体の不調に繋がったり、ストレスから自律神経が乱れることもあります。
そういった意味でも、産後は身体を健康な状態へ戻す必要があると考えます。
産後から不調が続いているという方は、以下の内容から自分の身体を見つめ直しましょう。
産後の身体は、ボロボロなのです…
妊娠時は、胎児の影響によって身体の重心が前方へと移動するため、体の様々な部分に負荷が掛かります。
妊娠中から続くものと産後の生活によるものがあります。
腹部に胎児がいる影響から、通常よりも体の重心位置が前側に変わります。
重心位置が前側に変われば、腰椎は前方に変位してしまうため、身体のバランスを保とうと胸椎は後弯、骨盤は前傾、股関節は内捻り(内股)になります。
これが、反り腰と言われる姿勢です。
反り腰になってしまうと、骨盤は不安定な形へと変わっていき、骨で体を支えることが難しくなって、筋に依存した体の支持に代わっていきます。
さらに出産時は、骨盤の靭帯を最大限に緩めなければ産道を作ることができないため、骨盤の不安定性がより高まり、体の不安定性は助長されます。
骨盤の不安定性が、継続されています。
骨盤は体の土台であり、家で例えるなら”基礎”の部分です。
もし基礎が不安定な上に家を建ててしまったら、家はいずれ傾いてしまいますよね?
体も同様に、不安定な骨盤によって関節・内臓の位置異常や筋の緊張・硬さなどが生じると、血流障害や不定愁訴が作られ、腰痛・疲労感といった不調へ繋がります。
産後まもなくは、骨盤ベルト等で骨盤を締めていただく事が理想ですが、ベルトの締めつけがつらく、継続した装着ができないという方をよく耳にします。
骨盤ベルトを使用する際は、必要な場合に装着し、不必要な場面では外すなど着脱のタイミングを探しましょう。
なお、緩んだ靭帯が元に戻るまでには”3ヵ月”ぐらい掛かると言われています。
高齢出産や授乳時の姿勢などによっては、6カ月以上経っても元に戻らないケースもありますので、体の調整を行う際には、早期対応がポイントになります。
産後の腰痛は、骨盤に問題あるとは限りません。
全身を評価する必要があります。
骨盤が前傾すれば、股関節は屈曲・内旋・内転(内股)することが多いので、股関節屈筋群である腸腰筋や内転筋群、内旋筋である小殿筋や大腿筋膜張筋などの筋が硬くなっていきます。
股関節に関係する筋の多くは、大腿骨に付着しているため、筋のバランスが崩れてしまうと、骨盤と股関節を形成する大腿骨頭の位置異常に繋がります。
逆に、腹筋群・大殿筋・ハムストリングスなどの筋は、使われる頻度が低下して弱化します。
腹筋群が弱化してしまうと、腎臓や腸などの腹部臓器を固定する力が低下し、内臓の位置異常や排泄系のトラブルに繋がることが考えられます。
また、胸椎後弯による問題が波及すれば、腰背部痛・頚部痛・肩こりにも繋がります。
ですから、骨盤だけを調整したとしても、全ての状況を改善させることは難しく、他の関節・筋・内臓などの各組織も見ていかないと、健康的な身体に近づけることは難しいと考えます。
骨盤調整にベストなタイミングとは?
出産時には、”リラキシン”というホルモンが産生されます。
リラキシンには骨盤の靭帯を緩める作用があり、産道を作るために必要なホルモンです。
出産後からリラキシンは減少していきますが、無くなるまでに1カ月ほど掛かると言われいます。
ですから産後1ヵ月経過するまでは、骨盤の調整はできません。
その期間は、骨盤ベルト等で圧迫・固定することをオススメします。
もし骨盤を調整するのであれば、産後2~3ヵ月目がタイミング的にベストでしょう。
2ヶ月目以降からは、靭帯も少しずつ硬さが戻ってきますので、不安定性が少しずつ改善されていきます。
しかし何も対応せずにいると、靭帯が緩んだままの状態で硬くなっていきますから、不安定性は継続されます。
産後は忙しく、自分の時間を作ることが難しいですが、早めの対応が未来の健康に繋がります。
不調の先延ばしは、未来の健康に繋がります。
骨盤の不安定は、様々な組織に悪影響を与え、身体の不調を作り出します。
かといって、骨盤だけを調整したところで全ての原因が取り切れるわけではありません。
症状の中には、骨盤調整だけで改善するものもあれば、改善できないものも含まれているからです。
それを評価し、原因に合った施術をしていくことが、産後の腰痛や不調などの改善に繋がります。
時間をかけて壊れた体は簡単に元に戻りませんので、継続した施術が必要です。
不調の先延ばしは、未来の健康を脅かす状態になってしまうことを肝に銘じてください。
骨盤だけが原因ではない!
骨盤が歪んでるからと言って、”骨盤矯正だけすれば産後の腰痛が改善する”と思っていませんか?
そのような考え方はやめましょう。
「骨盤の歪み=痛み」ではないのです。
実際、骨盤を調整しただけで産後の腰痛が変わりましたか?
骨盤調整だけに目が向くあまり、なかなか産後の腰痛の改善が見られないという方は、”そもそも原因が骨盤の歪みだけではない”のです。
つまりあなたは、何が原因で産後の腰痛になっているかも分からないまま施術を受けてしまっているのです。
たか接骨院は、全身に着目して整体を行っています。
「え?骨盤じゃないの?」と思う方
上記にもお伝えしましたが、骨盤の歪みから身体の多くの組織に問題が起こって痛みに繋がっていると当院は考えています。
当院では、全身を検査しながら施術を行っていくため、症状がある場所と原因がある部位に関係がないことをお伝えできます。
たか接骨院では原因だけを施術するため、産後の腰痛が改善されていくのです。
たか接骨院 院長の佐々木です。
あなたのお悩みを解決します!
たか接骨院は、数々の臨床経験から産後の腰痛の経験・知識が他院に比べて豊富にあり、詳細な問診と検査で全身から原因を見つけます。
そこからお伝えできることは、症状のある所に原因があるとは限らないという事。
今までいろいろなところに通っても改善しなかったという方は、原因を見つけられない施術家に出会っていた可能性が高いと考えられます。
施術は、筋・内臓・頭蓋・関節・神経・血管を使ったオーダーメイド整体で、原因に対して正確に施術を行っていき、身体の状態と日常生活での問題点をお伝えさせていただきます。
また、あなたのライフスタイルを考慮し、生活指導をはじめとする日常での立ち方・座り方・体の使い方・セルフケアもお伝えします。
ですから、あなたの産後の腰痛を改善に導いていくことができるのです。
産後の腰痛でお悩みの方は、ぜひご検討ください。
たか接骨院の整体で、健康的な身体を一緒に作りましょう。
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