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ぎっくり腰は、魔女の一撃とも言われ、あまりの激痛で日常生活に支障をきたします。
発生状況として、物を持ち上げた時・朝の起き上がり・長時間の座位からの立ち上がり・洗面所で前かがみ姿勢になった時など様々です。
また、毎年・毎月のように繰り返している方も多いようです。
なぜ、ぎっくり腰になってしまうのでしょうか?
下記の内容を読んでいただき、ぎっくり腰に対する知識を深めましょう。
なぜ、ぎっくり腰になってしまうのか…
ぎっくり腰になるケースは様々です。
・暴飲暴食などで飲食物に含まれている毒素が大量に発生し、様々な組織に蓄積して起こるもの(内臓由来のぎっくり腰)
・長時間の同じ姿勢や不良姿勢などによって血流障害・筋の硬さ・関節の位置異常が作られ、動作時に加わった強いストレスを筋や関節などがかばったことで起こるもの(筋/関節由来のギックリ腰)
・オーバーワークや活動で生じた疲労物質/老廃物が、何かしらの要因でスムーズに排泄されず、様々な組織に滞って起こるもの
・水不足で組織の柔軟性が低下したり、排尿の減少や便秘などで老廃物/毒素が排泄されず、体内に蓄積したことで起こるもの
など。
ここでは、臨床現場で比較的多い2つのぎっくり腰についてお伝えします。
暴飲暴食によって体内に毒素が溜まると、ぎっくり腰を引き起こすことがあります。
人間は、飲食物から栄養と共に化学物質などの毒素も取り込んでいます。(毒素には、お酒のアルコールや薬なども含まれます。)
また、体内で作られたエネルギーによって人間は活動しますので、エネルギーを消費すれば乳酸などの老廃物が発生します。
通常、毒素や老廃物が尿/便などと一緒に排泄できればよいのですが、何かしらの要因(暴飲暴食や薬の長期服用からくる毒素の蓄積・血流障害・膜組織の硬さ・内臓機能の低下など)でうまく排泄されないと、血流や組織の癒着部分から筋に流れ込んでしまって硬さが作られるため、何気ない動作も強い負荷となり、ぎっくり腰になる可能性が高まります。
特に大腰筋や腰方形筋は、腸の裏側に存在していますので、腸に溜まった毒素がこれらの筋に流れてしまうと硬くなってしまうことから、ぎっくり腰では必ず評価する部分になります。
他にも、日常生活において便秘・排尿回数が少ない/多い・脱水などの問題がある方は、排泄機能の低下が疑われるため、肝臓・腎臓・膀胱・小腸・大腸などの調整によって毒素の解毒・尿の生成・排尿/排便などを促し、毒素や老廃物を除去する必要があります。
ですから、生活習慣や食生活の見直しも必要です。
食生活による問題であれば、コンビニやスーパーの惣菜に含まれる添加物・アルコールなどの化学物質・タンパク質の多量摂取が背景として疑われますので、制限することが必要になってきます。
水などのミネラル・マグネシウムを多めに摂取し、尿の生成を促したり、便通の改善、筋を柔らかくする必要があります。
長時間の同じ姿勢や不良姿勢によって特定の部位に負担が掛かり、ぎっくり腰になるケースがあります。
長時間同じ姿勢を続けると、特定の部位に負担が掛かり続けます。
例えば、立位時間が長い方は、姿勢保持の土台となるのが足関節になるため、地面に近い領域ほど負担が掛かります。
結果、全身の重さを支えるために膝から下の領域に負担が掛かりやすいと言われています。
逆に座位時間の長い方は、姿勢保持の土台となるのが脊柱・骨盤になるため、座面に近い領域ほど負担が掛かります。(脊柱の土台は仙骨)
結果、上半身の重さを受け止めるために腰の下辺り/仙腸関節周囲などに過度のストレスが加わったり、臀部の筋に掛かる負担の影響で血流障害/硬さが起こります。
そこに猫背などの不良姿勢が加われば、骨盤は不安定な構造へと変化していくため、動作を行った際に体を支えている筋・関節に強い負荷が掛かってぎっくり腰になる可能性が高まります。
また、中腰姿勢が長い方は、体の動きにおける問題から骨・関節による体の支持が難しくなるため、筋に依存する状態となります。
結果、筋に対する過度の負担で血流障害/硬さなどを引き起こし、ぎっくり腰に繋がりやすくなります。
そのため、仕事や日常生活における体の使い方を工夫する必要があります。
ぎっくり腰のタイプは様々あり、筋・膜組織・骨/関節・椎間板ヘルニア由来・仙腸関節由来・内臓由来・生活習慣など多岐にわたることから、個人による安易な判断は危険です。
”ぎっくり腰はクセになるんですよね?”というお話をよく耳にしますが、クセになっている方の多くは、湿布などでいつまでも対処している・痛みが無くなるまで安静にする・原因に対する施術を受けていない・生活習慣を改善できていない・身体のメンテナンスを怠っている方などです。
痛みだけに目が向き、本来の身体の状態に目が向いていないという方は、繰り返しぎっくり腰になってしまう傾向にあります。
炎症によって体に起こる反応
ぎっくり腰になると、発生直後から炎症が起こります。
炎症は、一般的に2日前後続くとされていますが、稀に5日前後続く方もいらっしゃり、痛みのピークは個々に違います。
統計上、20代は1日、30代以上は2~3日ほど炎症期間があると言われています。(高齢者や水分/運動不足の方ほど身体の状態が悪いため、炎症期間が長くなる傾向にあります)
発生直後に施術を受けた方は、炎症度合いが低いことから早期改善が見込めますが、時間が経過してからの場合、炎症度合いが進行しているため、施術を受けても炎症反応による痛みでその場の変化が小さいことがあります。
そのような場合、湿布や痛み止めの服用、コルセットなどによる固定と安静で炎症が落ち着くまで待つしかできませんので、改善に時間を要します。(炎症のピークが過ぎたものは慢性症状へとなるため、週1回の施術となります)
なお、ぎっくり腰を初めて経験される方は、病気との関連も疑われるため、医療機関の受診をお願いする場合がございます。
※過去にヘルニアなどの脊椎疾患がある/患部に浮腫がある/咳き込むと痛みが増悪するなどがあったりすると、組織損傷による炎症が疑われますので、病院でブロック注射や薬による対応が必要だったりします。
※足の重だるさ/シビレ/筋力低下などがある場合、神経根の炎症が考えられるため、病院での対応になります。
※ぎっくり腰が改善していくまでの流れ
(状態によって改善に個人差があります。)
上記のような対応をいつまでもしていますと、早期改善が難しくなります。
行うべきことは、血行不良の改善と筋・関節・内臓など問題が起きている組織への対応です。
”安静にしているうちに痛みがなくなった”というお話をよく耳にしますが、そういった方は痛みを感じにくいレベルまで身体の状態が落ち着いただけで、身体の構造や組織の問題などが改善したわけではありません。
その結果、繰り返しのぎっくり腰・慢性腰痛・坐骨神経痛などになり、改善に時間を要するケースが多々見られます。
ぎっくり腰を繰り返している方は、”なぜ繰り返すのか?”を一度考える必要があります。
ヒラメ筋の硬さや押したときの痛みは、ぎっくり腰の前兆とも言われています。
腰部は、体の中でも負担の掛かりやすい部分であるため、どこからの影響でぎっくり腰になったのかを評価・検査する必要があります。
事実、頚部・股関節・足部など原因は個々に違います。
ぎっくり腰でも特にポイントとなるのが、ヒラメ筋
特に、立位時の姿勢保持で働く筋です。
腓腹筋の奥にあり、脛骨神経に支配された筋です。
脛骨神経は坐骨神経(腰椎の4番~仙骨の2番の領域から出る神経)の枝で、ヒラメ筋にトラブルが起きてしまうと、脛骨神経→坐骨神経に信号が送られ、腰の下周辺や仙腸関節などの痛みに関係したりします。
ぎっくり腰の前兆として、”足の攣り”が起きると言われていますので、この筋に硬さや押して痛みがあれば、原因の一つと疑われます。(個人差があります)
そのため、立位姿勢の長い方や水分/運動不足の方のギックリ腰の原因に見られることが多いです。
こういった背景からも、腰だけ見ていても根本的な改善には繋がらないと言えます。
間違った対応は、改善を遅らせます。
なぜコルセット・安静がNGなのか?
まず、血流障害が改善されないからです。
血流を促進するためには、筋の作用や関節の動きが必要です。
筋が収縮と伸張を繰り返すことによって血流量を促進させるポンプの働きが起こり、血流障害が改善されます。
しかし、コルセット着用や安静時間が長くなってしまうと、筋のポンプ作用が使えないため、血流量が増加せず、壊れた組織に栄養や酸素が届きにくくなって改善に時間が掛かります。
ですからぎっくり腰を早期改善させるためには、動きながら改善させていくという事が重要になります。
次に、原因の改善です。
痛みによって様々な部分に緊張が起こり、その緊張を放置してしまうとやがて固まってしまうため、改善に時間を要します。
ぎっくり腰の原因は個々に違いますが、筋であれば腰部だと腰方形筋・多裂筋、股関節だと大腰筋・殿筋群・内転筋、足部だとヒラメ筋・腓腹筋に原因があったりします。
また、腎臓・小腸・大腸など消化器や排泄に関わる内臓、腰椎や仙腸関節など脊柱・骨盤にも原因があったりします。
ですから、全身に原因があると言っても過言ではありません。
普段の生活習慣や筋への負担がぎっくり腰を引き起こすきっかけになるため、その原因を見つけて改善しない限り、繰り返すことになります
施術と運動を組み合わせて血液循環を促すことが、早期改善に繋がります。
ぎっくり腰は、1回で改善しません。
なぜなら、炎症の度合い・体の状態・何が原因かは個々に違うからです。
炎症の経過を考慮すれば、数回の施術が必要です。
ポイントとして、発生直後に施術を受けると早期改善に繋がります。
過去に1回の施術でぎっくり腰が改善したと来院されるお客様がいらっしゃいますが、炎症度合いが低い時に施術を受けたからではないかと私は考えます。
しかし、そういった方ほどぎっくり腰を繰り返している傾向にあります。
考えられる背景に、ぎっくり腰に繋がった生活習慣の改善ができていない・身体のメンテナンスを怠っている・痛みが無いから改善したという誤った認識による油断などが疑われます。
そのため、1回で改善するものだと思い込んでいる方がほとんどです。
何度もぎっくり腰をしている・改善に時間が掛かるという方は、身体の状態が悪いと考えられ、場合によっては自律神経の問題や他の症状に進行している方も多数見られます。
原因に対する継続した施術は、早期改善や再発の予防へと繋がりますので、ぎっくり腰になられた経験のある方はきちんと施術を受けましょう。
健康的な身体へ作っていけば、簡単にぎっくり腰が起きることはほとんどありません。
症状があるところに原因があるとは限らないため、詳細な検査・施術が必要です!
ぎっくり腰だからと言って、腰を冷やす・電気を当てる・痛み止めを飲む・湿布を貼る・コルセットや安静にするなどして、あなたは時間が経てば痛みは無くなる・症状が出ている所だけに原因があると思っていませんか?
そのような考え方はやめましょう。
その後、ぎっくり腰を短期間で繰り返したり、改善に時間が掛かっていませんか?
また、痛みがある程度の状態から変わらず、困っていませんか?
自分の判断で対応したところで改善が見られない、毎年・毎月のように繰り返すという事は、そもそもの対応が間違っている可能性が高いです。
そもそもぎっくり腰の改善に、数週間・数カ月もかかることはありません。
つまりあなたは、何が原因でぎっくり腰になったのかも分からないまま対応や施術を受けているのです。
たか接骨院は、全身に着目して整体を行っています。
全身を検査しながら施術を行っていくため、症状がある場所と原因がある部位に関係がないことをお伝えできます。
たか接骨院では原因だけを施術するため、ぎっくり腰が改善されていくのです
たか接骨院 院長の佐々木です。
あなたのお悩みを解決します!
様々なことを試してもぎっくり腰が改善しない場合、あなた自身が対応できる状態ではない、別の原因によるものであるという事になります。
たか接骨院は、数々の臨床経験からぎっくり腰に関する経験・知識が他院に比べて豊富にあり、きちんとした問診と検査で全身から原因を見つけます。
そこからお伝えできることは、症状のある所に原因があるとは限らないという事。
今までいろいろなところに通ったが改善しなかったという方は、原因を見つけられない施術家に出会っていた可能性が高いと考えられます。
施術は、筋・内臓・頭蓋・関節・神経・血管を使ったオーダーメイド整体で、原因に対して正確に施術を行っていき、身体の状態と日常生活での問題点をお伝えさせていただきます。
また、あなたのライフスタイルを考慮し、生活指導をはじめとする日常での立ち方・座り方・体の使い方・セルフケアもお伝えします。
ですから、あなたのギックリ腰を改善に導いていくことができるのです。
たか接骨院の整体で、健康的な身体を一緒に作りましょう。
ぎっくり腰でお悩みの方は、ぜひご検討ください。
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