〒031-0823 青森県八戸市湊高台4-15-23 アルス湊高台C棟B(白銀駅・陸奥湊駅から車で10分)
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人間の体(成人)は、およそ60%が水でできています。
赤ちゃんであれば80%、ご年配の方になると50~40%まで減少します。
ですから人間の体は、半分以上が水でできていると言っても過言ではありません。
そして、脳・細胞・筋・内臓など体の組織は、水を利用して代謝を繰り返しながら活動しています。
しかし現代では、水を飲む習慣が少なくなり、臨床でも多くの方は脱水状態です。
その結果、足のつり・尿の問題・むくみなど症状以外の身体の不調も、同時に訴えている方が多くみられます。
水は改善にも関わってきますので、改めて水の重要性を知っていただければと思います。
水は、腸で吸収され、体液となって体の中を循環します。(ちなみに、腸で吸収されない水は便で排泄されるため、下痢となって現れます。)
水の働きとして、
①酸素・栄養素の運搬
②老廃物の排泄
③アルコール・添加物など身体に毒となる物質や栄養素の分解・代謝
④発汗による体温調節
などに使われますが、使われた水には体に不要なものが混ざっているため、腎臓でろ過しながら再利用・排泄を繰り返し、生命維持に関与しています。
体内で作られる水は、食事やエネルギー産生でおよそ1.3ℓぐらい生成されますが、一日に排泄される水は、尿・便・汗・呼吸などを含めて2.5ℓぐらいにもなります。
ですから、多く見積もって約1.5~2ℓの水を取り入れないと、体の状態を維持できません。
実際に当院の検査で、体内の水の量が足りているかを評価してみると、圧倒的に足りていない方がほとんどです。
多くの方は、コーヒーやお茶などカフェインが含まれているもの、ジュースなど糖分の多いものを多量に飲むことで、水分補給できていると勘違いされています。
カフェインは、利尿作用(頻尿)が強いので脱水の促進に繋がり、糖分は、肥満や糖尿病などの生活習慣病へ関わってくるため、体に負担を掛けることになります。
水は、体にとって重要な存在であり、なくてはならないものなのです。
脱水になると、身体に様々な変化が起こります。
体内の水が失われると、状況によって様々な不調が現れます。
1%:のどの渇き・大量の汗
2%:めまい・吐き気・強い渇き・食欲減退・血液濃縮(ドロドロ)・尿量減少など
3%:汗が出ない
4%:全身の脱力感・イライラ・動きの鈍り・皮膚の紅潮・感覚鈍麻・無関心など
6%:手足の震え・ふらつき・頭痛・脈拍や呼吸の上昇
8%:幻覚・呼吸困難・めまい・言語不明瞭・世親錯乱・疲労困憊
10~12%:筋痙攣・失神・循環不全・不眠・腎機能不全など
15~17%:皮膚がしわしわになる・飲み込み動作が困難・目の前が暗くなる・目がくぼむ・排尿痛・聴力損失・舌のシビレ・感覚鈍麻
18%:皮膚のひび割れ・おしっこが作れなくなる
20%:生命の危機
体重60kgの成人であれば、およそ36kgの水が体内に存在しているので、2%である700mlの脱水で”めまい・吐き気”が起こり、6%である2Lの脱水で”手足の震え”、20%の7.2Lの脱水で”生命の危機”に繋がるという計算になります。
ですから、体から出るシグナルを無視してはいけないのです。
上記以外にも、むくみ・足のつり・冷え・便秘・高血圧など体の不調にも関わってきたり、慢性症状における筋の硬さ・シビレ、尿などの排泄機能低下にも繋がってきます。
事実、尿管結石・膀胱炎・腎盂腎炎といった病気が後に見つかった方が当院でいらっしゃいました。
水を摂取しない事での体へのリスクは計り知れません。
脱水は、生死に関わる病気へと繋がります。
尿の色で、脱水状態をチェックしてみましょう。
水を飲む習慣をつけましょう。
水は常に体に必要な存在であるため、日々の摂取が不可欠です。
カウンセリングの中で、夏は飲むが冬になると飲まなくなるという方が多くいらっしゃいます。
夏は目に見える汗をかくため、必然的に水を摂取しますが、冬になると汗をかいていることに気づきにくくなり、無意識に水の摂取が減ってしまうようです。
季節に関係なく日々の体の水の流れ・働きは変わりません。
むしろ、冬こそ水の摂取が必要になるのです。
冬は、本来の体温調節以外にも厚着・暖房等によって体温調節をしているため、無意識に汗をかいていることに気づかなくなります。
また、乾燥によって湿度がある季節に比べると、外気から水分を摂取することが少なくなりますので、体の水分量が増えることはありません。
ですから、”冬に限って何かしらの症状が出る”方ほど、脱水になっていることが多いです。
たか接骨院では、施術後に水を摂取していただくようお伝えしています。
水を摂取することで老廃物の排泄が促せますし、血液のドロドロも改善できるため、体の改善に繋がるのです。
しかし、一時的に水を摂取しても、体の質が変わるわけではありません。
継続した摂取によって体は変わっていくのです。
水以外にも、ノンカフェインのお茶・麦茶による水分摂取でも構いません。
1日当たり最低でも1.5ℓの摂取を目指しましょう。
ただし、今まで足りなかった水を一気に補充してしまうと、体の中で処理ができず”水中毒”と言われる病気にかかってしまう可能性があります。
水中毒になりますと、めまい・頭痛・頻尿・むくみ・下痢などを引き起こし、重症になってしまいますと生命の危険に繋がります。
200ml(コップ一杯)ぐらいを数回に分けて摂取することをおススメします。
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