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股関節の痛み(足の付け根の痛み、変形性股関節症など)

股関節の痛みでこんなお悩みがありませんか?

  • 長時間の歩行や階段の昇降時に、足の付け根や臀部の外側などに痛みが出る。
  • しゃがみ動作や立ち上がりで、足の付け根が詰まったり、痛みが起こる。
  • 靴下を履く動作が上手くできない。
  • 足が重く感じたり、上げるのが大変で、つまずきそうになる。
  • 股関節を動かした時に、ゴリゴリ音がしたり、抜ける・引っかかる感じがする。
股関節痛の画像

腰痛とセットで見ることが多いのが、股関節痛です。

 

女性に多く、股関節を曲げた時に足の付け根(鼠径部)あたりの痛み詰まる感じがあり、本来の関節の動く範囲が小さくなってしまっている方が目立ちます。

また、内側に回すと引っかかって痛みが出たり、開きにくいなどを訴える方もよくいらっしゃいます。

 

股関節の機能障害をそのままにしていると、関節の支持性が低下して変形関節破壊が起こり、変形性股関節症に進行します。

変形性股関節症になると、臀部痛大腿部痛膝上部痛運動時痛歩行時痛などの症状に繋がり、機能障害が進行するほど跛行が起きて正常な歩行ができなくなります

なお、変形した股関節を徒手で改善するのは困難であるため、場合によっては手術の可能性が高まります。

 

なぜ股関節に痛みが起こるのか?

股関節の痛みで悩まれている方は、その要因について考えてみましょう。

どのタイミングで痛みが出るか?

股関節痛と言えど、様々な要因があるため、どのタイミングで痛みが出るかを把握しなければなりません。

ここでは、比較的多いとされる”曲げた時の痛み”について解説したいと思います。

股関節の運動を解説した図

股関節は、動きの角度によってメインとなる筋や関節の運動が変わってきます。

股関節屈曲0~70°前後の痛み

立位や仰向けの状態で股関節を曲げていく(脚を体に近づけていく)動きを、屈曲と言います。

仰向け状態の股関節を0°とすると、屈曲70°付近は”足の付け根の高さよりも少し手前の位置”になり、この範囲までの動きは、純粋な股関節の動きとされています。

では、この股関節屈曲0~70°の間で痛みが出る場合、原因として考えられるところはどこかというと…

ズバリ、股関節です。

 

股関節は、骨盤と大腿骨の骨頭で形成されています。

ですから、それらに関わる骨・関節・靭帯などに問題が起きて痛みが出ている可能性が高いと考えられます。

例えば、大腿骨頭の位置異常股関節の形成不全靭帯損傷骨折・関節包の損傷などですね。

 

もし、股関節周囲に問題が無いと判断できれば神経筋の状態を考慮しつつ、膝から下の部分・足部などに目を向ける必要があります。

ちなみに、70~90°の間は、股関節周囲の軟部組織(脂肪など)が潰れることによって可動域が得られるため、実質的に0~90°の範囲で痛みが起こる場合、まずは股関節周囲を疑った方がよと言えます。

股関節屈曲90~130°の間の痛み

多くの方が、90~130°の範囲で痛みが起きています。

ちょうど”足の付け根胸につくまで”の範囲です。

この時、膝を曲げることによって90~130°の股関節屈曲が可能になります。(膝が伸びた状態では、90°までしか股関節は屈曲できません。)

 

特に痛みが出るパターンとしては、90°から少し曲げた時120~130°の屈曲最終域です。

この90~130°の範囲でどういった股関節の運動が行われているかというと、骨盤が後ろに傾く動きと腰椎を後方にカーブさせる動きです。(骨盤後傾・腰椎後弯)

つまり、股関節を最大まで屈曲させるためには、骨盤腰部動きが関与するという事です。

また、骨盤や周囲の軟部組織との接触や緊張を回避するために、大腿骨頭(骨盤と関節を形成する大腿骨の先端部分)の位置も変化します

ですから、この範囲で痛みが出る方の多くは、”骨盤が前に傾いている”もしくは”後ろに傾きすぎている”、”腰骨の前方のカーブが強すぎる”もしくは”後方カーブが強すぎる”、”大腿骨頭の動きの制限・位置異常”などの問題が考えられ、骨盤・腰椎・大腿骨頭をそれぞれ評価しなければなりません。

 

骨盤や腰部の動きに関係している筋を挙げるとすれば、

臀部の筋梨状筋大殿筋大腿筋膜張筋、中殿筋、小殿筋などの殿筋群(90°以降の痛みに関与することが多く、骨盤の動きに関与)

腹部の筋腸腰筋腹筋群など(最終域での痛みに関与することが多く、腰骨の動きに関与)

腰部の筋腰方形筋(腰骨の動きに関与)

股関節筋内転筋恥骨筋など(骨盤の動きに関与)

中でも”腸腰筋・腹筋群・腰方形筋・内転筋群”は、足の付け根周囲を走行する腰部の神経と深く関わっています。

大腰筋・腸骨筋・腹筋群など:大腿神経(大腿部前面・外側・内側や鼠径部などへ走行)

内転筋群など:閉鎖神経(鼠径部・陰部周囲などへ走行)

 

ですから、筋が硬くなる神経を引っ張る骨・関節・内臓の位置異常などが起こってしまうと、足の付け根周囲の神経・皮膚を刺激して痛みを引き起こしてしまうのです。

大腿神経の解剖図

大腿神経の走行

閉鎖神経の解剖図

閉鎖神経の走行

股関節と骨盤と腰椎

股関節骨盤腰部は、リンク(連動)しています。

簡単に言えば、股関節が動くと骨盤・腰部が自動的に動きますし、腰部が動けば骨盤・股関節が自動的に動くという事です。

 

例を挙げるとすれば、姿勢です。

腰骨のカーブが前方に強くなると、骨盤前傾し、股関節屈曲・内転・内旋位となり、内股・反り腰の姿勢になる傾向があります。

逆に、腰骨のカーブが後方に強くなると、骨盤後傾し、股関節伸展・外転・外旋位となり、がに股・猫背の姿勢になる傾向があります。

これは運動連鎖と言われ、体の各パーツが状況によって位置状態を変化させることを言います。

もちろん、頚部や肩関節など他の部分でも同様なことが起こります。

 

ですから股関節が痛いという方は、骨盤腰部にも問題が起きている可能性が高いという事です。

痛みが出ている所ばかり見ていても股関節痛は改善しません

腰部・骨盤・股関節これらをセットで見ることが改善の近道となります。

股関節・骨盤・腰椎の関係を示した図

図は、下肢から動いた際の股関節・骨盤・腰椎の動きです。
上半身から動きが始まる際は違う動きになりますが、この3つは連動して動きます。

骨頭は動いていますか?

大腿骨頭の動きの画像

大腿骨頭は、球状の形をしているため、様々な動きができます。

股関節屈曲時の骨頭の動きの画像

大腿骨頭が前方変位してしまうと、後方への移動が制限されて、骨頭前方にある他の組織とぶつかって痛みなどが起こります。

股関節は、上半身の重さを下半身へ逃がしたり下半身から伝わる力を上半身へ伝えるなど”体幹下肢中継点”であるため、筋以外に骨・関節も診なければなりません。

ここでは、骨盤と関節を構成する大腿骨の骨頭の動きについてお話しします。

 

立位姿勢の場合、寛骨は中間位、大腿骨頭は寛骨の寛骨臼のやや前方・内方に位置することで骨盤を安定させ、体の支持を行います。

逆に股関節を屈曲していくと、骨頭は後方・外方に移動していきます。

 

足の付け根付近に痛みが出る人の多くは、骨頭が前方に位置したまま動かないため、靭帯などの軟部組織に緊張を作ったり、神経を挟む・引っ張るなどして痛みが起きています。

もちろんがに股や内股によって状況は違いますが、比較的多いのは”がに股・猫背”の方です。

がに股の方は、骨頭が通常よりも前方に位置します。

 

骨頭が前方に変位してしまうと、関節部分から骨頭が外れそうになってしまうため、外れないよう軟部組織に緊張が入ってしまったり、関節同士がぶつかって痛みを引き起こします。

また、後方変位しようとする際に、神経を引っ張るなどの不必要な刺激が入るため、痛みを起こすこともあります。

逆に内股の方は、骨頭が後方に位置しているため、痛みは出ないものと思われるかもしれませんが、関節唇と呼ばれる大腿骨と骨盤の密着度を高める組織(タコの吸盤みたいなもの)や滑液包(関節の周囲にある袋)を挟み込んでしまう可能性が高くなるため、痛みを起こすことがあります。

関節唇や滑液包にも、痛みを感じる受容器が豊富にあります。

 

同じ痛みでも骨頭の位置によって状況は変わってきますので、身体の状態をきちんと把握し、骨頭を正常な位置に戻す必要があります。

変形性股関節症の特徴

変形性股関節症への流れの画像

股関節痛の進行や退行性などによって骨が変形してしまうと、変形性股関節症になります。

変形性股関節症になると、骨盤が前傾して股関節は屈曲位となり、腰部は過度の前弯傾向になります。

この形になると、骨盤が不安定になり、骨盤の働きを補うべく股関節に負担が集中します。

股関節への負担が大きくなるほど筋への依存度が高くなったり骨の変形が起こり、血流障害や可動域制限に繋がります。

 

変形性股関節症の初期の症状としては、股関節の内旋(内に捻る)と外転(外に開く)の動きの制限が起こり、機能障害が進行するにつれて屈曲伸展(足を後ろに引く)の動きの制限や大殿筋などの弱化が起こります。

そのため、状態が悪くなるほど足を上げる地面を蹴るなどの歩行に必要な動作階段の昇降困難になります。

困難になった動作を何とかするために代用されるのが、骨盤です。

骨盤に過剰な運動が加わると、左右に動揺しながらの歩行トレンデンブルグ歩行)などになってしまうことがあり、改善には時間を要します。

 

変形性股関節症の原因は様々ありますが、代表的なものとして以下の原因があります。

肥満(体重の重さで股関節に負担が掛かる)

運動不足(筋の弱化などによって股関節に負担が掛かる)

加齢

先天性の構造異常(先天性股関節脱臼・臼蓋形成不全など)

間違った身体の使い方を脳が学習し記憶している(不良姿勢などによって悪いクセが身についている)

 

改善するためには、関節の動きの訓練・筋力強化・施術などが必要になってきますが、変形が起きてしまうと手術の可能性が高まるため、自分自身の生活習慣を見直すことが優先事項となります。

状態によって、様々な機能障害が起こります。

変形性股関節症における対応の解説

状態しだいで対応が変わってきます。

自分で股関節痛を改善したいなら!

股関節のアライメントの画像

あなたの股関節は、
どうなっていますか?

姿勢の画像

あなたの姿勢は、
どうなっていますか?

自分の生活習慣を見直しましょう!

自分の体の状態が分からなければ、何をやっても改善には繋がりません。

なぜなら、痛みが作られてしまう要因のほとんどが、生活習慣によるものだからです。

 

もし、”がに股”によって股関節痛が起きているというのであれば、それに関わる生活習慣を変えなければなりませんし、”内股”によって股関節痛が起きているというのであれば、それに関わる生活習慣を変える必要があります。

がに股傾向の方は、あぐらをかく癖が比較的多く、内股傾向の方は、女の子座り足を組む癖が比較的多いと感じます。

また、猫背姿勢で座っている足を組む片側に寄り掛かるなどの間違った体の使い方をしている方は、やめなければ改善しません。

 

間違った体の使い方は、関節への負担を大きくします

正しい体の使い方を身に付け、筋や関節などに対する負担を最小限に抑えることが、痛みの出にくい身体を作っていくうえで重要になります。

たか接骨院では、このように考えています。

痛みがあるところに原因があるとは限らない!

 

あなたは”痛みが出ている所だけに原因がある”と思っていませんか?

そのような考え方はやめましょう。

足の付け根や股関節周囲に、電気を当てたり、施術を受けたりして何か変わりましたか?

痛みが出ている所に繰り返し施術を行ったところで改善が見られないという事は、”そもそも症状があるところに原因がない”可能性が高いのです。

つまりあなたは、何が原因で股関節痛になっているかも分からないまま施術を受けているのです。

 

たか接骨院は、全身に着目して整体を行っています。

全身を検査しながら施術を行っていくため、症状がある場所原因がある部位に関係がないことをお伝えできます。

たか接骨院では原因だけを施術するため、股関節痛が改善されていくのです。

整体後、あなたはこのような変化を手に入れます。

  • 歩行時の股関節の痛みが軽くなった。
  • 階段の昇降で、股関節の違和感が気にならなくなった。
  • 股関節を施術することで、腰痛も改善した。
  • しゃがみ動作や靴下を履く動作が楽になった。
  • 筋や骨・関節以外にも原因を知ることができた。

股関節の痛みでお困りなら

たか接骨院 院長の佐々木です。
あなたのお悩みに全力で向き合います!​

もし、上記のことをやっても症状の改善が見られない場合、あなた自身が対応できる状態ではない別の原因による痛みであると事が考えられます。

 

たか接骨院は、股関節の痛みに関する経験・知識が他院に比べて豊富にあり、詳細な問診検査全身から原因を見つけます

そこからお伝えできることは、症状のある所に原因があるとは限らないという事。

今までいろいろなところに通ったが改善しなかったという方は、原因を見つけられない施術家に出会っていた可能性があります。

 

施術は、筋・内臓・頭蓋・関節・神経・血管を使ったオーダーメイド整体で、原因に対して正確に施術を行っていき、原因と日常生活での問題をお伝えさせていただきます。

また、あなたのライフスタイルを考慮し、生活指導をはじめとする日常での立ち方・座り方・体の使い方・セルフケアもお伝えします。

 

たか接骨院の整体で、健康的な身体を一緒に作りましょう

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