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椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアでこんなお悩みがありませんか?

  • 前かがみになると、腰(腰部の骨から1cm以内の範囲)や下半身に痛み・シビレが強く現れる。
  • 反ったり、横になっている時は楽である。
  • 立っている・座っているだけで腰がツラく、足にシビレがでる。
  • 腰のツラさで10分も歩けない。
  • 湿布や痛み止めをもらうも、一向に改善しない。
  • 膝を伸ばした状態での足の持ち上げが困難だったり、下肢にシビレが走る。(テンションサイン)
椎間板ヘルニアの解説画像

椎間板ヘルニア
前かがみ動作の際、椎間板に圧縮ストレスが加わることで椎間板が左右や後方へ変位し、後方にある神経を刺激して痛みやシビレが起こると言われています。

もし上記のような心当たりがある場合、あなたは椎間板ヘルニアの可能性が疑われます。

椎間板ヘルニアは、若年層に多く見られる腰痛です。(10代などの若年者では腰痛が多く、20~40歳代では足への症状が多い傾向にあるようです。)

 

骨と骨の間には、椎間板という外部の衝撃から体を守るクッションのような役割を持った組織があります。

しかし、何かしらの要因で椎間板に強い圧力が加わってしまうと、椎間板の一部が椎間腔を超えて後方左右突出し、脊柱管の中に走っている神経を刺激します。

その結果、激しい腰痛下肢への違和感片側に多い)・シビレ・筋力低下・感覚障害などを引き起こしたりします。

また、痛みで脊柱の運動制限なども見られたりします。

 

特に腰部の骨4~5番腰部の骨5番仙骨でヘルニアが多く発症すると言われていますが、実際にヘルニアが原因であるもの全体の5%ほどで、手術が必要な重篤なものごく稀です。

手術が選択される例を挙げると、膀胱・直腸障害(尿意があっても自分で排泄できない・お漏らしをする・便秘など排泄のコントロールができない状態。48時間以内に手術を行わなければ後遺症が残ると言われています。)やインポテンツ(生殖器障害)、筋力低下(足を上げられない・スリッパが脱げる・指に力が入らない・つま先立ちができないなど)・感覚障害歩行障害が著しいなどです。

他にも、くしゃみで痛みが伴う(ディシュリン3徴候)、息を止めていきんだ時に痛みがある(バルサルバ検査)場合も、徒手での施術禁忌になります。

 

では、どのようにして椎間板ヘルニアの様な症状に対応していけばよいか?

下記の内容を読んでいただき、椎間板ヘルニアに対する知識を深めましょう。

椎間板ヘルニアの主な原因

椎間板ヘルニアの要因となる解説図

椎間板ヘルニアの要因は様々ありますので、一度ご自分の生活習慣を振り返りましょう。

重いものを持ち上げるなどの重労働、中腰での日常生活喫煙精神面ストレスなどの環境因子や遺伝的因子が疑われる一方、スポーツによる腰への負担なども関与することがあり、原因は個々に違います。

 

しかし、別の要因で椎間板ヘルニアのように判断される場合もあります。

それは、腰部が反って骨盤が前に傾く”反り腰”や腰部が丸まってしまった”猫背”などの不良姿勢です。

こういった姿勢になってしまうと、腰部の骨と骨の間が狭くなってしまい、レントゲンで撮影した際に椎間板ヘルニアのような状態に見えます。(MRI・CTなどの検査をすることで、椎間板の状態がより正確にわかります。)

 

では、その姿勢が何によって作られてしまうのか?

筋・膜関節内臓日常生活などです。

事実、骨と骨が狭くても無症状の方もいらっしゃいます。

ですから、上記の要因にも目を向ける必要があります。

検査・評価が重要!

椎間板に問題があるかどうかは、徒手の検査でも評価できます

整形外科テスト

検査の画像

代表的なものに、FNSテストSLRテストがあります。

 

FNSテスト:うつ伏せで症状がある側の膝を90°曲げ、骨盤を押さえながら足を後方(背中側)に引き上げる。

→ 太ももの前面内側足部の内側に痛み・シビレが起きる場合、腰部の骨の2/3番の間・3/4番の間の椎間板ヘルニアが疑われます。(大腿神経閉鎖神経の検査)

 

SLRテスト:仰向けで症状がある側の足を、膝を伸ばした状態で持ち上げる。

→ 腰部太ももの後面足の裏などに痛み・シビレが起きる場合、腰部の骨の4/5番の間、腰部の骨の5番/仙骨の間の椎間板ヘルニアが疑われます。(ラセーグ徴候。坐骨神経の検査)

 

もしこれらの検査であなたが感じている痛みやシビレが起こらなかった場合、椎間板からの影響が低いと考えられ、血流障害などの別の要因による椎間板ヘルニアの様な症状と疑います。

その他にも、チェアテスト仰向けで両股関節を最大屈曲するといった検査で、椎間板の問題を検査することが可能です。

FNSテストのやり方の画像
SLRテストのやり方の画像

また、症状から評価することもできます。

足を上げる膝を伸ばすなどの障害太もも前が重く筋力低下が見られる。

→ 腰部の骨の/間の椎間板ヘルニアが疑われる(神経根の障害)

 

かかと立ちが困難・不能で、足・足趾背屈筋(上に反らす)の筋力低下が見られる。

→ 腰部の骨/間の椎間板ヘルニアが疑われる神経根の障害)

 

つま先立ちが困難・不能で、足・足趾底屈筋(下に曲げる)の筋力低下が見られる。

→ 腰部の骨の番/仙骨の間の椎間板ヘルニアが疑われる(仙骨第1神経根の障害)

などが評価できます。

 

状態が悪くなるほどしびれ・麻痺・筋力低下などの障害が強くなります

なお、神経は全身つながっているので、イレギュラーな反応も起こります。

部位別の椎間板ヘルニアの症状の説明画像

※痛みやシビレの発症部位によって、症状が異なります。

障害された神経による椎間板ヘルニアの症状の画像

左上中央上:腰の骨の4~5番仙骨1番の神経障害に多い
右上:腰の骨の2~4番の間での神経障害に多い
左下:腰の骨の5番/仙骨の間の神経障害に多い
中央下:腰の骨の4~5番の神経障害に多い
※左下:腰の骨の2~4番の間での神経障害に多い

動作による評価

動作時の痛みの画像

どの動作で痛みが出るかによって、椎間板ヘルニアの状況が違います。

椎間板ヘルニアの症状が、どの動作で起きるかによって分類できます。

 

①圧排型

前かがみ動作症状が起きることが多く、反った時には出ないのが特徴です。

前かがみ動作の際、腰部後弯します。

腰部が後弯すると、腰部の骨の前側に圧縮力が加わるため、その力から逃れようと椎間板は”前方→後方”へ移動します。

椎間板が後方へ移動すると、後ろにある神経を圧迫して痛みやシビレが起きると言われていますが、神経を押しているだけの状態である事も多く、症状との因果関係を評価する必要があります(脊柱管や靭帯への影響はあまりありません。)

 

日常生活であれば、座位時中腰立ち上がり起き上がり時などで症状を訴える方が多いです。

なお、SLRテストによる評価が可能で、腰部に痛みが誘発されれば、椎間板ヘルニアを疑います。

症状的には軽度であることが多く、このタイプのヘルニアは手術をせずとも改善する可能性が高いと言われています。

 


②絞扼型

椎間板・脊柱管(骨)・靭帯などが”前後から神経を圧迫・絞扼”している状態で、例えるなら神経がサンドイッチされて逃げられない状態です。

前かがみ後ろに反った時どちらでも症状が起きることがあり、腰や背中がこわばって前後に曲げることが難しい歩くと腰足が痛くて歩けない(間欠性跛行)などの症状に繋がることがあります。 

圧排型と比べて重症で、徒手による施術が困難であることや改善に時間が掛かるため、手術になるケースが多いようです。 

ヘルニアの圧排型と絞扼型の解説画像

圧排型:前かがみ動作時にだけ、痛みやシビレが起こる。
絞扼型:前かがみや反った時のどちらでも、痛みやシビレが起こる。

患部に問題があるとは限らない。

ポイントの画像

患部に問題があるとは限りません。
全身を評価することが重要になります。

椎間板に問題がある場合、腰部の骨から1cm以内の範囲に痛みが出ると言われています。

もしその範囲内に痛みがあったり、椎間板に関わる検査で問題が疑われた場合、徒手での施術は難しく、病院の受診必要となります。

 

しかし、範囲外に痛みがあったり、レントゲン・MRI・徒手の検査などで腰部に目立った異常が無いのであれば、他の影響も考慮すべきです。

臨床上の多くは、他の影響によって起きています。

筋の硬さ緊張

血行不良による循環障害

内臓による影響

関節位置の変化

・頚部や足部など患部から離れた部分の影響

神経の興奮

など。

 

例えば、FNSテスト陽性の反応がある場合、大腿神経に関わる大腰筋腸骨筋大腿四頭筋閉鎖神経に関わる内転筋群2~4番の腰の骨(腰神経叢)などの評価が必要です。

SLRテスト陽性の反応がある場合、坐骨神経に関わる梨状筋ハムストリングス総腓骨神経(坐骨神経の枝)に関わる腓骨筋前脛骨筋脛骨神経(坐骨神経の枝)に関わる後脛骨筋膝窩筋腓腹筋足底筋などの評価が必要です。

もちろん骨盤の評価もしなければなりませんし、腰部の骨の5番や仙骨の神経には上殿神経や下殿神経といった神経が関与しているため、臀部の筋の評価も必要になります。

 

そういった意味でも、全身の検査・評価ポイントになってきます。

早期の対応をオススメします。

施術の画像

身体を動かして血液循環を促しましょう。

状態によっては改善が難しい場合もあります。

あなたの状態が、”改善できる範囲のものなのか?できない範囲のものなのか?”を判断する物差しとして、以下の内容と照らし合わせてみてください。

椎間板ヘルニア神経根症状の重症度gradeが低いほど重い症状であることを示しています。)

grade1:足や臀部に感覚麻痺などがあり、排尿排便障害がある。
grade2:痛みがひどく、自分で立ったり歩いたりできない。
grade3腰や足が痛くて歩きづらい長時間歩けない
grade4:腰や足が痛いが、歩くことはできる
grade5:腰を前に曲げると痛く普段は足に痛みがない

症状が重くなるほど椎間板の変位骨の変形機能障害感覚障害などが進行していると考えられ、手術の可能性が高まります。

 

”grade3”まであれば、徒手による施術の領域と当院は考えております。

しかしながら時間をかけて壊れた体は簡単に改善しませんので、継続した施術が必要になります。

たか接骨院では、このように考えています。

症状がある所に原因があるとは限らないため、全身を見る必要がある!

 

椎間板ヘルニアだからといって腰を揉んでもらう、電気を当てる、痛み止めを飲む、湿布を貼るなどして、あなたは”症状が出ている所に原因がある!”と思っていませんか?

そのような考え方はやめましょう。

実際、症状が出ている所を揉んでもらったり、電気を当てたりして、椎間板ヘルニアの改善が見られましたか?

症状が出ている所へ繰り返し施術を行っても改善が見られないという事は、”症状出ている所が原因ではない!がない”という事です。

つまりあなたは、何が原因で椎間板ヘルニアになっているかも分からないまま施術を受けているのです。

 

たか接骨院の整体は、全身に着目しています。

全身を検査しながら施術を進めていくため、症状原因の関係についてお伝えすることができます。

ですからたか接骨院では、椎間板ヘルニアが改善されていくのです。

整体後、あなたはこのような変化を手に入れます。

  • 前かがみをしても、腰やシビレを気にすることが無くなった。
  • 前よりも休まず歩けるようになった。
  • 立っていても腰がツラくならず、家事をしていても気にならない。
  • 足に出ていた違和感を気にしなくなった。
  • 椎間板の影響でヘルニアになっていなかったことが分かった。

椎間板ヘルニアでお困りなら

たか接骨院 院長の佐々木です。
あなたのお悩みを解決します!​

様々なことを試してみても椎間板ヘルニアが改善しない場合、あなた自身が対応できる状態ではない別の原因による症状であるという事になります。

 

たか接骨院は、数々の臨床経験から椎間板ヘルニアに関する経験・知識が他院に比べて豊富にあり、詳細なた問診検査全身から原因を見つけます

そこからお伝えできることは、症状のある所に原因があるとは限らないという事。

今までいろいろなところに通ったが改善しなかったという方は、原因を見つけられない施術家に出会っていた可能性が高いと考えられます。

 

施術は、内臓頭蓋関節神経血管を使ったオーダーメイド整体で、原因に対して正確に施術を行っていき、身体の状態と日常生活での問題点をお伝えさせていただきます。

また、あなたのライフスタイルを考慮し、生活指導をはじめとする日常での立ち方・座り方・体の使い方・セルフケアもお伝えします。

ですから、あなたの椎間板ヘルニアを改善に導いていくことができるのです。

 

たか接骨院の整体で健康的な身体を一緒に作りましょう

椎間板ヘルニアでお悩みの方は、ぜひご検討ください。

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