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腰痛に筋トレ

筋トレの画像

よく耳にするのが、腰痛・膝痛に筋トレ

私も昔は腰痛があり、”腹筋・背筋が弱いから腰痛になっている”と言われたので、よく腹筋や背筋の筋トレをして腰痛予防を行っていました。

しかし現在では生活様式が変化し、体の使い方も変わってきたため、腰痛に対する考え方・対応の仕方も変わってきました。

 

腰痛の原因は、本当に筋力が弱いことだけなのか?

そして、腰痛に対して本当に筋トレが必要なのか?

私個人の考えをお伝えしたいと思います。

筋力が無いから腰痛になるとは限らない。

腰痛があると、”筋力をつけましょう”という考えが世間一般に浸透しています。

しかし、”首や股関節の痛みなどに筋力をつけましょう”という事はあまり耳にしません。

なぜなのでしょうか?

 

たか接骨院では、筋力のあるスポーツ選手、体を資本とする自衛隊や消防士といった方でさえ腰痛で来院されます。

腰痛の背景には様々な要因が考えられます。

以下のポイントを読んでいただき、本当に筋力が無い事で腰痛が起きているのか考えていただければと思います。

腰痛は、筋力不足が原因ではなく、血流障害が問題

酸素不足による体の不調の画像

酸素不足になると
体に不調が起こります。

筋トレは身体を改善してからでないと意味がないの解説画像

体を改善してから出ないと
筋トレの効果は上がらない。

慢性腰痛の多くは、血流障害によるものです。

血流障害が起こる要因は様々あり、筋の緊張硬さによって血管の絞扼が引き起こされ、血流量が減少してしまう血流障害から、内臓機能の低下によって循環機能が減少して起こる血流障害もあります。

血流障害が起こると、壊れた体の組織に酸素や栄養が届かなくなってしまうため、修復ができなくなってしまいます。

ですから、身体の改善のために最優先で行うことは”血流の回復

 

施術の多くは、硬くなった筋に対して緩めるほぐすストレッチマッサージなどを行い、筋を柔らかくして血管の絞扼を軽減させ、血流改善を促そうとします。

(※たか接骨院では、神経の滑走改善骨・関節の位置異常の調整筋を緩める・ほぐす・ストレッチ・滑走の改善運動療法による弱化した筋の向上内臓機能の向上脳脊髄液の循環改善の施術がメインとなります。)

 

しかし筋トレとなると、少しばかり目的が変わってきます。

確かに筋トレをする事で、筋力がつく基礎代謝量が上がる姿勢の安定ストレス解消血行改善といったメリットがあります。

ただ、筋トレを行う場合は、身体の改善を行ってからと私は思っています。

痛みのある状態で筋トレを行ったとしても、痛みや関節の動きの制限などで体をうまく使うことが難しいため、狙った筋を鍛えられず、臨んでいる効果が得られるとは限りません。

例を挙げるのであれば、前屈時に腰が痛い人に腹筋のトレーニングをしようとしても、腹筋に刺激が入る前に痛みが出てしまう可能性がありますし、反って腰が痛い方に背筋のトレーニングをしようとしても、痛みで反ることができなければ、そもそも筋トレ以前の問題になります。

 

筋トレを行うのであれば、血流改善筋の柔軟性関節可能域確保など、体が健康的な状態に改善してから行うのがベストだと思います。

腰痛予防に腹筋と背筋を鍛えても、それほど効果がない

筋トレの画像

筋力をつけても
腰痛予防になるとは限らない

筋トレの画像

筋力よりも
持久力ををつけることが大事

よくお客様に”腹筋と背筋をした方がいいですか?”という質問をいただきます。

当院の考えからいくと、”気にしなくもいいですよ”とお伝えしています。

なぜなら、そもそも筋力低下による腰痛ではなく、日常生活における不良姿勢オーバーワークなどによって体の様々な所に不具合が生じ、腰痛に繋がってしまったというケースがほとんどだからです。

(※デスクワークご年配の方であれば、座位時間が長いため、足の筋力が低下して上半身を支えることができず、不良姿勢になって腰痛に繋がる可能性もあります。)

ですから、もともとの原因を改善すれば腰痛になりにくくなるというのが、たか接骨院の考えです。

 

そして、腹筋・背筋の筋トレについてですが、ポイントは”筋力の差

腹筋と背筋を比較すると、圧倒的に”背筋”の方に筋力があります。

腹筋・背筋は、姿勢を保持する筋(抗重力筋)ですが、背筋は下半身からの力を上半身に伝える作用があるため、その力を利用して強い筋力を発揮することが可能です。

実際、重いものを持ち上げたりする時は、背筋や下半身をメインに使っていることが多いはずです。

ですから、腹筋の筋力をアップさせようと思っても、下半身の力を利用できる背筋との筋力差を埋めることは不可能なのです。

そもそも、腹筋・背筋がどのような状態になれば痛みが無くなるといったデータがありません。

 

そこで、面白い研究結果があります。

約900人の腹筋や背筋の筋力を測定し、その後2年間にどのような人が腰痛になったかを調査した結果、腹筋背筋の最大筋力腰痛の発生率には”あまり関係性がない”と発表されました。

つまり、腹筋や背筋の筋力をアップさせたとしても、そこまで腰痛予防に効果はなかったという事です。

 

また、別な研究では、約500人の腹筋や背筋などの持久力を測定し、その後1年間に腰痛が起きたかを調査した結果、持久力が高い人ほど腰痛が起きにくかったという結果が出たそうです。

この結果、腰痛予防には腹筋や背筋の筋力アップよりも持久力を向上させることが大事?という考えに行きつきます。

腹筋・背筋の筋力アップより、30秒でも長く筋力を発揮できる持久力をつけることが腰痛予防に繋がる

昔からある”筋力が弱いから腰痛になる”という考えは、違う視点で検証すれば誤解かもしれないと考えられます。

筋力があっても、痛みがある人はいる。

筋力があっても腰痛になる人の画像

筋力があっても
慢性症状になる原因は
オーバーワーク

こういった方のほとんどは、オーバーワークです。

 

体を酷使するほど乳酸が発生し、老廃物となって体に蓄積します。

この老廃物が排泄できずにいると、血流に乗って内臓などに流れ込んで組織を硬くし、血管を絞扼したり、筋ポンプの機能が低下して血流障害に繋がります。

 

血流障害が起きれば、老廃物の除去、硬くなった筋や内臓への酸素・栄養供給ができなくなるため、痛み物質が産生して痛みが作られます。

ですから、例え筋力があったとしても、老廃物の過剰な蓄積や血流障害によって痛みは起こるのです。

 

大事なことは、筋力よりも”身体の状態

排泄機能が低下していれば水を飲んで尿などで老廃物を排泄する、血流が悪ければ湯船に浸かって血流を上げるオーバーワークであれば休養・睡眠を取って身体の回復に努めるなど必要な行動を行いましょう。

多くの方は、この3つの行動が行われていません。

心身が健康であるからこそ充実した日常生活が過ごせるのです。

原因が分かっていない。

疑問の画像

自分の症状は
何が原因なのでしょうか?

腰痛の背景として、筋の緊張硬さ筋力低下どこかの筋内臓が硬くなっている関節の位置異常があるなど要因は様々です。

もし筋力低下というのであれば、検査をした上で適切な運動療法などが実行されなければなりません。しかし、そういった検査が行われていないことがほとんどです。

筋・筋膜由来なのか?

内臓由来なのか?

骨・関節の問題なのか?

筋力低下なのか?

原因を突き止めるためにも詳細な検査をした上で、その原因に沿った施術・対応が必要なのです。

 

また、”原因が患部にあると思っている方がほとんどです。

痛みは、あくまで結果であるため、患部に原因があるとは限りません

痛みの改善には、患部以外にも目を向けることが必要となります。

筋力がないのではなく、使えていないことが問題。

筋トレと筋が使えていな事の誤解の画像

筋力が弱いのではなく、
本来使うべき筋が働いていないことが問題

”筋力が弱い””筋が使えていない”は、全く意味が違います。

 

筋力が弱い”という表現は、その言葉の通り筋の力が弱いことを指します。

例えば、最大筋力が10あるとします。

筋力が低下して5の筋力しかなく、その5を目いっぱい使っても症状があるというのであれば”筋力低下”と評価でき、5以上の筋力をつける必要があります。

 

逆に、”筋が使えていない”という表現は、もともと筋力はあるのに使いこなせていないという事を指します。

筋力が10あるのに5しか使えていないのであれば、筋力が出し切れていないという事になります。

そして問題の多くは、”筋が使えていない”ことに問題があります。

 

筋の状態を評価する方法に、”MMT”と言われる検査法があります。

この検査法は、徒手で検査したい筋に抵抗をかけて力比べをし、異常あるかどうかを評価します。

抵抗に対して絶えることができれば、筋が正常に使えていると判断できますが、抵抗に負けてしまうと”力が入らない=筋が使えていない”という評価ができ、その筋に異常があると判断できます。

使えていないのであれば、施術や運動療法などで正常な状態に改善させます。

 

大事なことは、筋力が強い・弱いという事ではなく、筋に依存しない正しい姿勢を作ることや運動などで全身の筋を使って筋力低下を抑えていくことを日頃から意識し、身体の異常が出にくい体作りをしていくことを心掛けることです。

検査と評価で自分の身体を知り、適切な対応を!

原因を知るの画像

あなたの腰痛の原因を知りましょう。

自分の症状は、何が原因で起きているのか?

筋肉量は、年齢と共に減少していきます。

20歳70代の筋肉量を比較した研究結果では、20歳(身体が一番充実した状態)を100%とした時、70代の筋肉量は60%まで減少するという結果がでました。(身体は、20歳をピークに退化していきます。)

そのため、日頃から筋を鍛える・使うことは、健康な身体を維持するうえで必要となってきます。(特に速筋と言われる腸腰筋や大腿四頭筋などは、退化するのが早いと言われています。)

日常生活で活動量が減っている方は、体を動かして活動量を増やし使われていない筋低下してしまった筋に少しずつ刺激を与えましょう。

そういった意味でも、まずはあなた自身が自分の身体のことを知らなければなりません

 

何が要因で起きている腰痛なのかもわからないまま筋トレを行ったところで、望んだ結果が出るとは限りませんし、逆に悪化する場合もあります。

筋力低下による腰痛であれば”運動療法”、筋の緊張硬さによる腰痛であれば”施術ストレッチ”、内臓由来の腰痛であれば”施術生活習慣外部環境の改善”、骨・関節の位置異常であれば”矯正調整”など、原因に沿った施術を行わなければ改善しません。

病院であれば、物療運動療法を中心に改善を行います。

カイロプラクティックであれば、関節を中心に施術を行っています。

一般の整骨院マッサージ屋さんであれば、にアプローチすることが多く、鍼灸師さんであれば、神経内臓等に施術を行います。

施術の方法は様々ありますが、原因も様々ありますので、選択を間違うと原因の改善に繋がりません。

ですから、身体を総合的に診る場所が、私としてはオススメとしています。

 

あなたの身体をしっかり見てくれる施術家を探し、心身の不安を取り除きましょう。

それでも腰痛にお困りなら

たか接骨院 院長の佐々木です。
あなたのお悩みを解決します!​

たか接骨院は、腰痛に対し経験・知識が他院に比べて豊富にあり、詳細な問診と検査で全身から原因を見つけます

そこからお伝えできることは、症状のある所に原因があるとは限らないという事。

今までいろいろなところに通ったが改善しなかったという方は、原因を見つけられない施術家に出会っていた可能性があります。

施術は、筋膜・内臓・頭蓋・関節・神経・血管を体の状態に合わせて行うオーダーメイド整体で、原因に対して正確に施術いたします。

腰痛でお悩みの方は、ぜひご検討ください。

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